音のイメージ
突然ですが、
本物の拳銃を撃ったことがありますか?
または、本物の日本刀で、悪人を切り倒したことがありますか?
僕は、本物の銃を撃ったことがありますが、日本刀で悪人を
切った経験はありません(笑)
なぜ、そんなことを聞いたかというと、日本のテレビの刑事
ドラマや時代劇を見ていると、拳銃の発射音や刀で切る音を耳に
しますが、ほとんどの人は本当の音を聞いたことがないんですね。
それなのに、それらの音を本物と思ってしまう。
実際の拳銃の音は、かんしゃく玉が破裂するような、「パーン」
というような音で、「太陽に吠えろ」で聞く銃声とはまったく
違います。(汗)
効果音レコードというのがあります。
映画やTVドラマのシーンで雨や波の音などが必要なときに使われます。
皮肉なことに、高性能な録音機が忠実にとらえた、本物の雨音
より、スタジオで人工的に作り出した雨の音のほうが、ずっと
本当の雨らしい感じで聞こえるのです。
ちなみに、雨音は、糸で豆を結びつけたウチワを振るだけです(笑)
ニセ物が本物以上にリアリティをもって、私達にせまってくることが
あるんですね。
映画などはその最たるものです。
普段の映像(目でみている普段の映像のこと)には、効果音なんて
ないですが、映画などは当たり前に使われています。
そして、私達はそれをまったく疑いもなく楽しみます。
そうです、私達は「うそ」であることを承知した上で、つくり
出された人工的な「うそ」の世界を楽しむことが出来るのです。
つまり、自分の心にゆとりがあるとき、人はじょうずに騙される
のを好むことが出来ます。
映画や芝居、そしてマジックがその代表。
貴方もマジックのタネを見破ることに神経を集中しないで、
上手にだまされることを楽しんで下さいね。
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