2007年2月 アーカイブ

マジシャン頭の中365日 2007年2月のアーカイブです。

知らなかったら、恥ずかしさもありません

2007.02.18 日 01:10

今日は、僕の失敗談の話(笑)

えっ? 種明かしの次に聞きたかった話だって!!(笑) オイオイ

昨日の続きになるのですが、堂々としていたら、 気づかれない
かもしれないということです(多分)

とあるマジックショップのオーナーが、 定期的に小さな演芸場を借りて
格安な入場料(300円ぐらいだったかな?) でマジック寄席というのを
やってました。

マジックショーの目的は、 そのショップのお客さんの出演の場を
提供することで、お客さんもほとんどが、出演者の家族、 知人という
身内だけの集まりです。


でも、 たまにその寄席にとんでもないゲストが出演したりします。

マジックショップのオーナーの友人で、 プロマジシャンが無料で出演
するんです!! 

また、吉本興業の仕事で来ている、 外国のマジシャンなども飛び入り
ってこともあるので、 そんなプロの演技が数百円の入場料で見れる
ラッキーなときもありました。

---------------------------------------------------------


2度ほど、出演させてもらいましたが、 一回目の出演は忘れもしません。

だって、失敗をしてしまったから(笑)


「新聞紙の復活」というマジックがあります。

表裏を改めた新聞紙を、客の目の前で破っていきます。

一辺が15cmぐらいの正方形になるように破っていきます。

全部破り終えたら、ばらばらになっているのを見せて、 おまじないを
掛けると、 一瞬に元通りの大きな新聞紙に戻るはずでした。


どうせなら、 面白い演出をしようと思ったのが失敗の原因!

ばらばらになった新聞紙を改めているときに、 一枚だけ破片を
落とすんです。

すると、新聞紙を広げたときに、 新聞紙の真ん中あたりに、
先ほど落とした破片の穴が開いているというギャグをやりたかった
んです。


演技は問題なく進み、最後のクライマックスです。  

びりびりに敗れた新聞紙を広げました!

見事、元通りの新聞紙になったんです。 

すると、会場から大きな歓声が!!

内心「やった!」という気持ちがこみ上げて、 意気揚々と次のマジックに
移りました。

 

ショーの終了後、楽屋に戻ったら、マジシャン仲間が、
「いやぁ、あの新聞紙のオチだけど、ネタばれしてたね」 と言われたんです。


よくよく聞くと、広げる方法を間違え、 客にネタを見せていたそうです。(自爆)

そうとも知らず、舞台で演技をしていたときは、 恥ずかしさもありません(笑)


もしかしたら、 客は失敗も演出のひとつだと勘違いしていたかもしれませんよ。


でも、演技中に失敗を知っていたら、 恥ずかしさのあまり、穴があったら、
客を全員埋めてしまっていたでしょう(笑)


冗談はさておき、 堂々としていれば失敗も恥ずかしくありません。


でも、マジックは失敗しなように、 練習をしっかりしましょうね。


さぁ、皆さんもご一緒にご唱和を!


      「練習、せんかい(千回)! 」(笑)

カテゴリー : 頭の中365日
トラックバック (0)

言い訳は無用

2007.02.11 日 00:35

これは日本人気質なのでしょうか、 やたら謙遜する癖があるのは。

僕は大学卒業後、 親のおかげでアメリカに1年ほど過ごさせて
もらいました。

そこで、 日本とアメリカの文化の違いをたっぷりと体験したんです。

その中で、気になったのが日本人の謙遜という態度。

どういう意味かというと、 たとえば貴方がギターが好きで練習している
としましょう。

まだ、まともに一曲ひけるかどうか分からない実力です。  

あるとき、ギターが好きということが、 知人に知られてしまい、
「ギターを弾いて」とお願いされました。

普通の日本人なら、「いや、 まだ習いたてで一曲も弾けません」というでしょう。


しかし、アメリカ人 (下手だから嫌だというアメリカ人も中にはいるけど)
は、たいてい、気にせず弾きます。  

何とか演奏が終わったら、 聞いていた人たちが褒めるんです。
それもとっても旨く褒めます。

演奏者は大変気分がよくなり、 もっと練習しようって思いますね。
  
---------------------------------------------------------------

マジックも演じるときは、謙遜して「練習不足で、 失敗するかもしれない」
とか、「大勢の前で見せたことがないので、 手が震えます。」
などの言い訳はご無用。

たとえ、客の前で手が震えようと、もたもたしようと、 始めに弁解しな
かったら、客は大して気にもとめません。

逆に、一生懸命な貴方を見て、 好感を持つかもしれません。 
   
しかし、マジックをはじめる前に、 失敗を予告するような弁解をしておくと
客はやっぱりそうか、と二度がっかりするだけです。


たとえ、客の前で致命的な失敗をしても、 一切弁解してはいけません。 
 
笑ってごまかしましょう(笑)

 

 

カテゴリー : 頭の中365日
トラックバック (0)

 「ぷっ」すま  というTV番組で ・・・・・・

2007.02.10 土 12:54

 今日の話題は、「言い訳は無用」 の予定でしたが、昨日の深夜
放送されたTV番組「 「ぷっ」すま 」 で興味深いマジックのシーンがあったので
そちらの話をしたいと思います。

ところで、「ぷっ」 すま という番組を見たことありますか?

SMAPの草薙さんとユースケサンタマリアさんがメインになって、 ゲストを
毎回呼んでいろんなことをするバラエティ番組です。  

昨日のゲストは和田アキ子さんと石原良純さんでした。


昨日は、新企画「ビビリオークション!」 というのがあって
様々な人気商品や普段手に入らないものをそれぞれが入札し、 もっとも高額な
値段をつけた人が権利を得られるというオークションをやっていたんです。

いくつかの商品の中に、「マジックのタネを教えます」 というのが出品されました。

当然、TVに出てくるマジシャンにも興味があり、 どんなマジックをオークションに
出すのか、大変気になりました。

しかし、マジシャンの名前思い出せません(笑)   モウロクしたな>金本


気にせず、話を続けましょう(笑)

    

-----------------------------------------------------------------

さて、気になるマジックの現象ですが・・・・・      


ハンカチの表裏を見せて、左手にかぶせます。

右手の指で、かぶせたハンカチにくぼみを作ります。

作ったくぼみに、火のついたタバコを突っ込みます。

火のついたタバコを右手の指で押し込み、 おまじないをかけて
ハンカチを広げると、 火のついたタバコが消えてなくなる。

     
このトリックに対して、 値段がつけられ最高金額を付けた人を
お互い推理して当てるというゲームです。


ちなみに、 このトリックにいくらの値段がついたと思いますか?


   180000円(驚)!!

高値をつけたのは、ユースケサンタマリアさんで、 他の人全員に
値段を付けたのがばれたので、 彼がお金を払うことになりました。

しかも、当てられた人は、 商品を受け取る資格がなくなり、
和田さん、草薙さん、 石原さんの三人がマジックのタネを教えて
もらえることになったんです。

しかも、話の流れから、 草薙さんがユースケサンタマリアさんに
教えてもらったマジックを見せるということになるんですが。

危ない場所(ネタばれしそうなとき)があれば、 和田さんが
即刻中止の合図をだすということになり、 タバコをハンカチのくぼみの
中に入れたところで、中止となりました(笑)


さて、和田さんはこのトリックに50000円、 残りの二人は
150000円の値段を付けました。

ちなみにこのトリック、デパートやトイザラス、 東急ハンズで
売られています。 


商品はこちら http://el.minakiya.com/hankachi/hankachi.html

どうですか? 値段見てびっくりしませんでしたか? (笑)

商品の値段というのは、客が決めるものです。

今回は、上記の道具を使うやり方を商品にしたんですね。
彼ら4人は、 10万円以上出しても教えて欲しいと思ったんです。
     

番組上での話ですから、 値段が大げさかもしれませんけど。


最後に、


ネタを教えてもらえなかったユースケサンタマリアさん! !

今なら、僕が100000円でお教えしますよ!  連絡下さい(笑)
  

カテゴリー : 頭の中365日
トラックバック (0)

マジックもタイミングが大事

2007.02.04 日 20:58

話術で一番大切なのは、「間」だといわれます。

落語を聴いても、「間」のとり方ひとつで、 旨いか下手か分かります。
   
マジックも「間」が大事なんです。

マジックを行うとき、観客にみられてはいけない 「秘密の動作」を行なわなければ
いけない時ってあります。

初心者の場合、演技中にその「秘密の動作」 を行うところだけ、

急に動きが早くなります。(汗)

見せてはいけないところ、 ということで早く処理をしたいのは
分かりますが、客も馬鹿ではありません。   


「おや?何かしたな?」と観客に思わせるだけで、 そのマジックは死んで
しまいます。

面白いことに、プロのマジシャンの中には、むやみに 「間」をとり
たがる人もいます。

やたらと「間」を取りすぎて、 もったいぶるのも嫌みですが、
「間」をぜんぜんとらないのは、もっといけません。

ある有名なマジシャンがこんなことを言ってました。


「客に拍手をする機会を与えなさい」


実は、これめちゃ難しいんですね。  

というのも、 不思議な現象を見た観客はだいたい頭がパニック状態で、
放心状態の人が多いから、 拍手をすることすら忘れていますから(笑)


だから、僕が他のマジシャンの演技を見ているときは、 必ずタイミングを
見計らって、客の拍手を導くための拍手をします。

僕の拍手につられて、客も拍手するんです。  

やはり、マジシャンも拍手が多ければ多いほど、 乗ってきますからね。

--------------------------------------------------------

拍手のタイミングを見つけるには、 やはり実際にやって経験を
つむことと、 ひとがやっているマジックをよく観察する習慣をつければ
わかってきます。


あるマジシャンは、演技が終わって拍手があると、 必ず
「ありがとうございます」と言っています。  


これはマジックがひとつ終わったという「間」 を客に伝えているんですね。


「上を向いて歩こう」 という歌を歌っていた坂本 九さんの歌の歌詞にも
「この世で一番かんじんなのは、すてきなタイミング」 というのがあります。


って、みんな知らないだろうな(泣)

カテゴリー : 頭の中365日
トラックバック (0)

スライハンドって何

2007.02.04 日 09:28

 「スライハンド」  

正確には「スライト オブ ハンド」と言います。


英語です。  

スペルは、sleight  of  hand   になり、「sleight」とは 策略、てくだ、 手練 
という意味で、「sleight of hand」で、 手先の早業、手品という意味になるそうです。


一般に、手先の技術全般を指します。  表に出ない技法と思われていいでしょう。
対極をなす言葉と言えば、「ギミックgimmick」 になると思います。

「スライハンドマジック」と言えば、 道具の仕掛けに頼らない、 技法だけで行う奇術
といったところですね。

-------------------------------------------------------------------

よく、「僕はマジシャンです」というと、 必ず言われるのが、「手先が器用
なんですね」って言われます。


「手先」 が器用なほうが早くマジックを身に付けられるかもしれませんが、
マジックは[スライハンドマジック」 だけではありません。 

ギミック(仕掛けのこと) を使ったマジックもたくさんあり、どちらかというと、
ギミックを使ったマジックの方が失敗は少ないです。

僕の師匠は、マジックを演じるとき、 極力失敗しないやり方で行いなさいと
言ってます。 

同じ現象を見せるのに、 危険度が少ないやり方があるなら、 そちらを
選べということです。 

でも、その裏では、 危険度の高い手先の必要なマジックの練習も毎日
しっかりやっておくことが大事だとも言ってます。


即席で行おうとなると、やはりこの 「スライハンドマジック」 のひとつやふたつ
出来るようになっておかなければなりません。


レパートリーに「スライハンドマジック」があれば、 後はギミックを使った
マジックを覚えれば、 貴方も立派なマジシャンになれます!

                 

カテゴリー : 頭の中365日
トラックバック (0)

プロフィール

一時気が狂ったようにマジックの世界で過ごした経験から、マジックのアイデアの凄さに感動して、マジックの楽しさやそのアイデアを生む方法を公開!

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

月別の過去ログ


 
毎日4分 貴方も天才マジシャン! 頭の中365日 magician@presentmagic.com