2007年4月 アーカイブ
マジシャン頭の中365日 2007年4月のアーカイブです。
認識の障害
「焼けた石の上にすわりこんで、
ヤケドをしたことのあるロバは
もう二度と石の上にすわろうとはしない。-
たとえ石が冷たくなっても。
人とはそんなロバのようなものだ。(マーク・
トゥエイン 作家)
マジックのアイデアをひねり出すときはなおさらですが、
創造力を発揮しようとする際に、
その活動を妨げるもののひとつに、
「認識の障害」があります。
「認識の障害」とは、物事を見たり、聞いたり、つまり、
物事を認識する
ときの障害です。
どういうことかというと、たとえば「問題に気づかない」
「問題を取り違える」
「意味や関係を取り違える」ということです。
創造力の開発のために何より大事なことは、
「問題を正しく把握する」ということであり、
問題を正しく把握していなければ、
アイデアが浮かんでも、それが間違った気づきならば、
アイデアはとんだ
方向を目指すことになってしまいます。
その問題とは、だいたい3パターンに分かれます。
■ 人にあたえられる。
例、学校・職場などで、先生や上司からもらうもの
■ ぶつかる
例 駅の改札口にきて、
定期券と財布を忘れたことに気づく。
今日は重要な会議がある。
遅刻するわけにはいかない。
「さぁ、どうしたらいいか」
というような問題に突き当たる
■ 自ら作り出す
例 新製品の開発と創作のように、
自分で作っている場合
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「人に与えられる」場合は、気づかない人はいませんが、
「ぶつかる」
ケースは、気づく人と気づかない人に分かれます。
さらに、「自ら作り出す」ということになると、
当人によほどの問題意識が
ないかぎり、めぐりあうことの出来ないケースです。
つまり、「自ら問題を作り出す」
という態度を日ごろから行っていないと優れた
「創造力」は生じてこないのです。
さて、ここで問題です(笑)
図を用意しましたので、ご覧下さい。
とある町に、6軒の家があります。
お互いに仲が悪いのですが、
Aとa、Bとb、Cとcとはお付き合いがあります。
このお付き合いのある家同士だけが往来できる道を、
他の家の道路と
交差しないように作るにはどうすればいいでしょうか?
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マジシャンは先を考えて行動する
マジックを行うには、
たいてい何かしらの準備が必要です。
その準備は秘密に行わなければならないことが多いので工夫がいるんです。
つまり、
マジシャンの動きには不自然であってはならない!
これって、僕は大原則だと思ってます。
クロースアップマジック界で、
プロフェッサーと呼ばれていた偉大な故ダイバ
ーノンは、「Be natural 」
(自然であれ!) という名言を残しています。
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動きを自然に見せるため、
マジシャンは今演じているマジックの最中に、
次に行うマジックの準備をすることがあります。
例えば、次のマジックを行うには、
どうしても右手に隠し持つ道具が必要だと
しますね。
今やっているマジックの道具を、
カバンにしまうときがあればチャンス!(笑)
そのときに、 右手にネタを掴んできます。
この準備は、観客には殆ど気づかれません。
というのも、
次に行われることが知らさせていないので、
客には道具をカバン
に入れたとしか、 思えないからです。
だから、たとえ右手に「象」
を隠し持ってきても客は気づかないのです
(おいおいそりゃ無茶やで!)
段取りよく、物事を進めるには、準備が必要ですね。
別に、マジックのネタだけでなく、
普段の行動にも言える事だと思います。
「Be natural 」
とは言いませんが、
先々のことを考えて準備をすることは
必要だと思います。
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